【短】Through バレンタイン




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あれから7年。



変わらない、平穏すぎる日々。


見上げればある空も、


毎朝、目を開けると視界に入る、自らの部屋も、


変わらない。




幸か不幸か、中学校・高校と、神楽とは同じ学校だった。



あのバレンタインの後、予想通り、いや必然と言えるほど自然に、


神楽とは話さなくなってしまった。



ショックだった。



分かっていたとはいえ、


私が一番なりたくないと思っていた状況に陥ってしまったのだから。



近付きたいと思い、した行動が逆効果になってしまった。




何度 後悔したか分からない。


あんなことをしなければ、と何回も思った。


もう一度やり直したいとも思った。




その悔やむ気持ちでさえも、7年経った今でも、変わっていない。