「ねえ、蜜菜ちゃん。今さらだけど、中学の時は何やってたの?」





教室で先生が戻ってくるのを待つ間、私は席を離れて結希ちゃんと話していた。




「あれ、言わなかったっけ?バレーボール部だよ。」


「女バレ?うわ、凄いね。結希は帰宅部だったんだ。高校でも続けるの?」



「バレーは辞めるつもり。もう飽きちゃった感じなんだよね。今は陸上部考えてるとこ。」



「やっぱ運動部?ぽいもんね!高跳びとか出来そう!」



「あ-…選手じゃなくて、マネージャーやるつもり。なんか、結希ちゃんの話聞いてたらマネに興味でたみたい。」



そう言ったら、結希ちゃんはちょっと驚いた顔を見せた。



「もったいなーい!でも、他の部活とはいえマネ仲間は嬉しいな!お互い頑張ろう!」





本当に可愛い子。
人の気持ちをしっかり分かる子なんだろうって、上から目線だけど思った。





「うん。そうだね。」













しばらく結希ちゃんと話していたら、ある子に声をかけられた。



これをきっかけに私たちは03娘01になったんだよね。