「健人先輩。結局、私はどこに行けばいいんですか?」





「俺は…通学のバスで西駅まで乗ってるから、バス停に来て。ただ、蜜菜は●▲鉄のゆめまち駅近いから次回から楽なほうで行ったほうがいいな。学校まではバスが楽だけど、スポーツセンターは電車のほうが楽だろう。」



「わかりました。」

私たちの地元は●▲鉄のゆめまち駅だ。まあ、□線の高杉駅もすぐそばにあるから、駅の街とも言ったりするけど。私は歩いて数分で駅に着くけど、谷津中出身の健人先輩はちょっとかかるんだよね。





「俺、普段はゆめまち経由してるよ。」



と、後藤先輩。
そうなんだ。若干、どうでもいいけどね。





「じゃあ、またな。」





バスを降りて、健人先輩とは別れる。しばらく歩いて、後藤先輩とも別れるけど。





「お疲れさまでした。」



「健人、じゃあな。」





明日が楽しみになった。