涼ちゃんを見たら、耳まで真っ赤になってた。 ぷぷぷ。 「照れないでよ!」 「いや、今のは蜜菜が悪い!」 ぇー。私かい。いいけど。 「ビックリしたよっ。」 ドキドキが止まんない。 自分の顔が熱くなってるのがわかって、さらに熱くなる。 うわわわ、どうしよう。 「なんで世の恋人は平気でキスとかできんだ?」 涼ちゃんは、相変わらず真っ赤な顔でつぶやいた。