「あっち。蜜菜のお気に入りのニモいるじゃん。」 「本当だ!ニモ!!」 小学生、とか言いながらも、私に付き合ってくれるのが涼ちゃん。 「ペンギンだ~!」 「壁、空のペイントになってんじゃん。すげー。」 ふたりでいろいろ見て回って、テラスで私が作ってきたお弁当を食べる。 「うま。」 「よかった~。」 いつも通りのデート。