「でも、今の私はやっぱり涼ちゃんが好きなんだよね。」





蜜菜の顔には一点の曇りもなくてなんだか綺麗だった。





「私、頑張るから。」





そう言う蜜菜と別れ、私は地区センターへと足を運んだ。



そこで、蜜菜に手紙を書いて、家のポストに入れておいた。





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│ 蜜菜へ      │
│今日はいろいろと話が│
│聞けて良かった。  │
│あんまりいいアドバイ│
│スが出来なくてごめん│
│なさい。      │
│          │
│私はいつだって蜜菜の│
│味方でいるから、全力│
│でぶつかりなさい! │
│蜜菜が好きになった人│
│だから、私は信じる。│
│          │
│   がんばれ!!!│
│     ゆかりより│
└──────────┘





蜜菜、見てくれるかな?



そんなことを考えながら、夕日に染まる街中を一人歩いた。