「で、本当は何部なんだ?」
「陸上部。」
───……
その後、涼ちゃんが陸上部に入ってしまったことを散々非難した飯塚君に校舎を案内してもらって、市東の文化祭を満喫した。
途中で会う、涼ちゃんの元中のお友達たちがおもしろくて、私はずっと笑いっぱなしだった。
───……
「そういや、3時からダンス部見たいんだったっけ?そろそろだよ。」
「本当だ。そろそろ体育館行くか?佐藤どうする?」
こういう時に、さりげなく私に聞いてくれるとこ、好きだな。
「うん、行こうかな。
飯塚君も一緒に行くの?」
「いや、飯塚は来なくていい。」
ドキ!
涼ちゃん…なんで?
理由はきっと、私の期待してるのとは違うってわかってるけど、なんか嬉しいかも。
「なんでだよ!」
「ウザイ、煩い、鬱陶しい。」
「は-!?」
「…それがウザイ、煩い、鬱陶しいっての。案内サンキュ。
佐藤、体育館あっちみたいだから飯塚はほっといて行こう。」
「こら、涼平!」
「あ?なんだよ。」
この時の涼ちゃん、
なんかちょい怖だった。
「陸上部。」
───……
その後、涼ちゃんが陸上部に入ってしまったことを散々非難した飯塚君に校舎を案内してもらって、市東の文化祭を満喫した。
途中で会う、涼ちゃんの元中のお友達たちがおもしろくて、私はずっと笑いっぱなしだった。
───……
「そういや、3時からダンス部見たいんだったっけ?そろそろだよ。」
「本当だ。そろそろ体育館行くか?佐藤どうする?」
こういう時に、さりげなく私に聞いてくれるとこ、好きだな。
「うん、行こうかな。
飯塚君も一緒に行くの?」
「いや、飯塚は来なくていい。」
ドキ!
涼ちゃん…なんで?
理由はきっと、私の期待してるのとは違うってわかってるけど、なんか嬉しいかも。
「なんでだよ!」
「ウザイ、煩い、鬱陶しい。」
「は-!?」
「…それがウザイ、煩い、鬱陶しいっての。案内サンキュ。
佐藤、体育館あっちみたいだから飯塚はほっといて行こう。」
「こら、涼平!」
「あ?なんだよ。」
この時の涼ちゃん、
なんかちょい怖だった。


