「ここに居たのか?」


草むらから出てきたのは、オヤジだった…。俺は、少し息を吐き出してから言った。


「オヤジ~みどが居るんだから~あまり脅かすなよな~」

「な~に言ってるんだ!何回か呼んでも2人とも来ないから呼びにきたらこの始末かぁ…」


俺の後ろにぴったりとくっ付いているのをみて…
「あぁ…小さな小さな歌姫…怖がらせてごめんね~」オヤジ…かな~り怪しいオヤジ…だよ‥
目を細めて立て膝して、あぁ~みてられない。恥ずかし過ぎる…
「よ…いしょ♪」とうとうオヤジみどを抱きかかえてしまったよ(--;)