「だって航平、彼女いるもん」 その言葉にあたしの脳内はフリーズする。 何かがパキッと折れたような音が鳴った。 そりゃ、そうだよね… こんなに人気なら彼女くらい居るにきまってるよね。 夢見ていた自分に自嘲的な笑みを零す。 それでも諦めきれずにグラウンドに足を運ぶ日々を繰り返していた。