ひと夏の思い出

そして
「そんな事言ってっと本気で
襲いたくなるね。」

他の人は黙って見てるけど

そう言われて私は
馬鹿なことを聞いたと思った。


「林田さんなら
何されても良いですよ。」って合わせてみた。



「じゃぁ・・・・」
そう言いながら林田さんは
制服のボタンを一つずつ外し始めた。


私は知っている。

あんなこと言ってるけど
野球部の人はまともに私と話をしてくれない。

目をあわせてくれない人だって居る。