っと、憂鬱なまま時間は流れ…



下校しようとした私は、目の前のものに驚いている。
だって、あいつが笑顔で手を振っている。



「お~い、玲衣~!!!!」


「何?今更何なのさ。
有り得ないから!」


「…だから、話がしたくって。
ちょっといい?」


「うん…」



話だけならって思い、疾風について行く。
…公園か~
ここは嫌な思い出しかないよ(汗)



「で、話って?」


「あぁ…
この前のやつ、誤解なんだ。
玲衣を紹介して欲しいって言われたんだけど…
こんなに可愛い玲衣を会わせるなんて、絶対嫌だったんだ!
それで、別れたって言えば諦めてくれると思って。」