心から…私を見て。


バタバタバタ―――――

…バンッ!!!




「な、何してるんですか、先生!
……君は?」


「2年の、鷲津玲衣です。
…あの、これは…!」



すんなりと名前を言えるなんて…
意外と落ち着いている自分に驚いた。

でも教頭は何が起こっていたのかが、わかっているかのよう…
私に、普段なら有り得ないような優しい顔をしてくれた。




「大丈夫。
詳しいことは、後で聞くよ。
…先生、行きますよ。
加藤君、鷲津さんを頼むね」


「はい。」



校長先生の動きは早くて…
いつの間にかここには、私と加藤だけしか居なかった。