部屋を出ると扉の前に小さな白い羽根があった。

「白い・・羽?」

!!!

この屋敷に白い羽なんて奈々しかいない。

ここにいたのか・・・?

だとしたら聞いていたのか?

「それって・・・奈々のだよね」

兄上と俺は目を合わせて奈々の部屋に向かった。

「ちょ!待ってくださいよ!!」

フェイはおいかけた。

ドン!

「「奈々!?」」

2人は部屋に入ると奈々の部屋はもぬけの殻だった。

「どこに・・・」

焦った。

奈々が戻らない様な気がしてつらかった。

変な汗が止まらない。

奈々っ!

どこにいるんだ!?