「すまぬ…」 「お前、何者だ?」 「私は、中つ国の…」 「ちょっとアンタ!誰に断ってマッコイにしがみついてんのぉ~!!」バシベシバシ ネコパンチ連発 リンは面白くないのである。むしろ自分がしがみついていたいのに、出来ないプライドと、いきなり現れた変な黒いヤツにマッコイを盗られた気がするのだ。 「だからウッ私はアッ中つウッ」 「いやぁ!離れてぇ!」 「リン、止めなさい!人の話はちゃんと聞く!」 毛づくろいを始めるリンであった。