カエル長男、太郎の指示通り、二十七郎、二十八郎、二十九郎が、この池に暮らすことになった。


簡単な兄弟の別れの儀式の後、サッサと出発。


長男太郎いわく、話していると長くなるし、みんなの迷惑になるかららしい。


それにしても、もう少し住めると思うのだが、それについても、いずれ家族が出来るからね、と笑っていた。


ああ、兄弟愛。

お昼近くに、歩き出したマッコイ一行であった。


次なる場所を探して。



マッコイの歩き方が、少し変なのは、残りのネコエサを、リンが寝ている間に食べたせいで、リンにWネコキックを食らっているからである。