朝である。 マッコイ一行は、静かな朝を迎えていた。 そんな中、浅瀬のそばの人の背ほどの柳の枝の上。 カエル数匹が会議中なのであった。 移動して来て、初の移住者の決定である。 この場所は、他に住む方も少なく、この柳の下の大きな石(カエル基準)を、いくつか取れば土の水溜まりが出来るはず。 状態を見て、数匹の移住者を決定したい。 カエル長男太郎は、 短くもみんなでバタバタ過ごした日々を振り返って…… みた…… が…… 思い出せなかった。 思いの他、頭の悪いカエルである。