枝の上の宴会は続く。



「まぁ~聞け、隊長!オイラもほけ~っと生きてる訳じゃね~ぞお~!ングング ぷは~。色んなこと考えてみんなと協力して、ここで生きてきたんどあ~!」

「レンジュラさん、それなんですか?」

「お?目が利くね~隊長~!ウスバカゲロウの羽化したての羽どあ~!しかも一夜干し!貴重品らろ~!喰うか~隊長~?バシバシ(隊長の肩を叩いた音)」

「俺は食べないって~」

「アンだお~水クセ~な~。シャクシャク こんなにうめ~のに(笑)」

「俺が宇宙から帰る時、フランスの上空も通ったと思うけど、どこがフランスだかわかんないんだ(笑)」

「ふぉ?隊長~宇宙に行ったのかっ?スゲーなぁ~。足喰うか?」

「要りませんって。」

「なんか、目回ってきたろ~(笑)眼鏡の度がさあ~ヨン様、チョー・ヨンピル……飲んでるか?隊長~足喰うか~?うにゃあ~……………」

「寝ちゃった……少しかたずけて、俺はトイレに帰って寝ようっと……」


虫酒が少々効いたのか、足元のおぼつかない隊長であったが、寝てしまったレンジュラさんに、枯れ葉をそっとかけて、その場を離れたのだった。