太郎と光彦は、バケツを出てヨシ原の方へ。


(思った通り、絶好の場所だ。マッコイさんが思わず固まったのも、ムリないや……)



「太郎君。ここ、僕達の居た公園に似てるね(笑)」

「うん。そうだね。マッコイさんに、ここがいいって言ってみるよ。」




キュキュー!




遠くで、カイの悲鳴にも似た叫び声が聞こえる………

なにがあったのだろう?