私から貴方へ

貴方へ

不器用だっていいわ。

へたくそでもいい。

今まで歩んできた人生を振り返って、残した足跡がきれいに並んでなくてもいいのよ。

はずれて、戻って、またはずれて・・・。

それでいいの。

上手に世間を渡れる人に、私はなってほしくないわ。

貴方だけの、足跡をつけてほしいの。

その足跡を辿って、来た道を戻る時、きっと多くの人と再会するはずよ?

人生に答えがないのなら、残す足跡にも答えはないわ。

だから、足踏みだって、戻ったって、はずれたっていいの。

きっといつか、笑って残した足跡を見る日がくるわ。

ちなみに私の足跡には、きっとあるはずよ。

途中、疲れて座り込んだ座った跡も・・・。

笑って、泣いて、怒って・・・。

今日も自分だけの足跡を残して生きていきましょう。