「ユウちゃん、今日の接客、初めてにしては結構よかったわよ。」



先輩の瞳さんが褒めてくれる。




「ありがとうございます!でもやっぱり瞳さんには敵わないです!」



今日のアレは結構きた。


やっぱりあたしはまだまだデブだ。




「ユウちゃん、顔だけじゃこの仕事ダメなのよね、自分のことよりお客さんの事を一番に考えなきゃね♪」



「あ……」




そうか、あたしガッツキすぎてた。



さっき、瞳さんの目があたしを褒めてるような気がしたのは、全くの勘違いだったのね。