だって、あたしはまだまだデブだから、


スレンダーで美人のキャバ嬢たちには、



到底敵わない。





毎日毎日、


あたしは自分を捨てて働いていた。




昔の暗かったあたしは、


もうどこにもいない。と思う。







「ユウ、ちょっといいかしら?」



あたしは薫さんに呼ばれて、

キャストルームに2人きりになった。