「ちょっと失礼しますね!」




あたしはトイレに行くフリをして、

席を外した。






瞳さんの傍に居たら、あたしはいつまで経っても人気が出ないだろう。




むしろ、この店に瞳さんが居る限り…。








「あの、お話があるんですけど…。」




あたしはキャストルームに行って、



同伴で出勤して着替えている



ナンバー1に声を掛けてみた。