店の近くの人通りが少ない道に



タクシーを待たせて一緒に帰宅する。



夕飯もあたしが作るのかな?



貧乏料理しか作れないけど、いいのかな。




「ユウ…?」


アキラちゃんがあたしの名前を呼んだ。



「はい?」



「名前、ユウって呼ぼうか。あゆみって呼ぼうか。どっちがいい?」



なんだそんなことか。



「ん~、アキラちゃんの好きに呼んでくれていいですよ♪」



ちょっとブリッコ。


声高め。