「…………!!」 「…………。」 智也と智也のお母さんが何か話しているけど聞き取れない。 でもこれだけははっきりと聞こえてしまった。 「しょうがないじゃない。花ノ宮グループの令嬢の夏夜(ナツヤ)ちゃんはあなたの婚約者になったんだもの。 契約もしちゃったからこの子のせいでチャラになったら話にならないわ。」 婚約者……? 「なんだよ……それ。 ざけんじゃねぇっ!! 誰がそんな最低な女とつきあわなくちゃなんねぇんだよ!!」