「未練があるならつけててっていったじゃん。その方がやる気でるって。
いつの間にかつけなくなってたから、ここまでお人好しになっちゃったんだけどぉ!!」
「健……。」
フッと笑った健は、得意気に話した。
「彩が友達のとこ遊びいくときネックレスつけてないからあれ?って思ったんだよ。
ほとんど肌身離さずもってたからね……。
だから、なんとなくゴミ箱の中あさってたら出てきた。
大事そうに布に包んで。
だから俺が預かってた。」
後悔なんてしないって思ってた。
でも、改めてつけてみると、実際には感じないはずの重みがアタシの上にのった。
きっと、智也との思い出……。
「ありがとう。健」


