本当はすごく怖くて不安で今にも狂ってしまいそうな気分だった。 なのに、体は言うことを聞かずまるで操り人形になってしまったみたい。 目も閉じて外の世界への接点を断ち切ろうとしたいのに、かたくなにアタシの目は開いたままだった。 鏡をみても自分の目には感情がなくなっているのがありありと映っていた。 「ごめんなさい……。智也……。」 今のアタシはこの言葉をいうだけで精一杯だった。