健とのキスから1週間。
この日は友達との予定もなく1人で帰る途中だった。
「彩ちゃん。おひさ♪」
突然目の前に男の人。
「あっ!!確か……智也の……」
「西ヶ谷秋人。覚えててくれたんだ☆」
当たり前だよ。
だってこの人にキスされそうになったんだもん。
「あー……いつだかの時はゴメンね。俺バカだからさ、空気読まずにふざけちゃって。」
そういって、西ヶ谷さんはばつの悪そうな顔をした。
「全然気にしてないんで大丈夫です。
それより今日はなんでアタシなんかのところに……?」
「智也のことでちょっとね………。」
西ヶ谷さんの顔はどこか苦々しい顔つきだった。


