『もっしもぉし♪おひさぁ☆
どう?アメリカはっ』
こっちにきてから2ヶ月がたった頃、突然秋人から久々の電話が掛かってきた。
「おぅ。久しぶり。」
『なんだよぉ。テンション低いなぁ。
………まぁ、こっちもあんまりいいニュースじゃないけど。』
「なんかあったのか?」
『2つあってな、1つはお前の婚約者がお前の居場所を突き止めようとしてること。
もう1つは………本当に聞く?』
「そこまでいうなら。」
『一度しかいわないからな。
………ハァー。
彩ちゃんに新しい彼氏、できたっぽいよ。』
一瞬頭が真っ白になる。
新しい彼氏………?
俺の名前を呼ぶ声がしてあわてて平然を装う。
「よかったんじゃない?こっちもすっきりするし。」
そうだ。
これでいいんだ。
彩の幸せが一番だから、俺の都合で振り回せない。


