大学はお姉ちゃんの通っているところと同じ学校。 つまり、目の前はアタシの母校。 それと一緒に首には智也からもらったネックレス。 指輪はいつも持ち歩くようにしている。 どんなに頑張ってもこの二つだけは捨てられなかった。 「隣、いい?」 突然、上から低い声が降ってきた。 その人は運動が得意そうな人。 背はそこまで高くないけど、顔はとてもかっこよくてモテそうな爽やかな男の子。 智也には似ているところが少ない。