一瞬誰かわからないほどに変わってしまった彼はもうアタシの知っている彼では無くなってしまいました。
「智也………。」
「聞いた話じゃ、酒もタバコもやり始めたらしいよ。噂では薬もって。」
険しい顔をしながら真紀はアタシにいっていた。
しばらく呆然としていると生徒指導の先生がやって来た。
「木之下!!ちょっと来い。話がある。」
めんどくさそうに彼はアタシの前を通った。
風に乗って智也の香水が鼻をくすぐる。
でも気がついてしまったんだ。
智也がつけていた香水はアタシが誕生日に智也にあげたものだったことに。


