「すごいね。すごかったね!ナギちゃんはどれが良かった?」
「僕は、あのトンボ型が気に入ったよ」
「ナギちゃんは女の子だから……やっぱりハート型なんかどう?」
興奮覚めやらぬ勢いで、尾沼さんが話しかける。
私は、何も答えられないまま、尾沼さんの顔を見ていた。
「あっ、ごめん。なんか僕ばかり話してるな…」
尾沼さんは、照れて頭を掻きながら真っ赤になっていた。
プッと小さく吹き出した私を見て、更に真っ赤になって、ごめんと一言。
楽しかった時間を忘れないよう、胸に刻んで私達は帰路についた。
もちろん、出店に並んだ、お祭り料理を片手に大満足だった。
「僕は、あのトンボ型が気に入ったよ」
「ナギちゃんは女の子だから……やっぱりハート型なんかどう?」
興奮覚めやらぬ勢いで、尾沼さんが話しかける。
私は、何も答えられないまま、尾沼さんの顔を見ていた。
「あっ、ごめん。なんか僕ばかり話してるな…」
尾沼さんは、照れて頭を掻きながら真っ赤になっていた。
プッと小さく吹き出した私を見て、更に真っ赤になって、ごめんと一言。
楽しかった時間を忘れないよう、胸に刻んで私達は帰路についた。
もちろん、出店に並んだ、お祭り料理を片手に大満足だった。


