―そして今に至る―


もうバレていることを必死に隠す私。

もうバレてるよね…?

自分から言おうかな…。


だって又、「バレバレだし〜!」

とか言われてからかわれると嫌だしなぁ〜…。


何で私、こんな人の事を馬鹿にするやつが好きなんだろ?

そんな事を考えていると…

良介「はい!コレ。」

私に差し出されたのは、交換ノート。

言葉の違いにビックリする。

あっ!私、こういうギャプに惚れてるんだ…。

改めて、自分が良介に恋した理由を知る。


夏々「ありがと!(^-^)」

私は良介から交換ノートを受け取った。

……。

あっ!今、良介の手に触れた!

夏々「(*→д←*)」


一瞬にして顔が赤くなる。
夏々「先、学校行ってるから!」





夏々「逃げて来ちゃった。」