バンッ!


私は張り裂けそうな気持ちを押さえきれなくて

自分の気持ちをドアに表すようにおもいっきりドアを開ける。


良介「っ!」


イヤ…。


もうやめてよ!


ねぇ…良介はその人の事が好きなんでしょ。


私何て問題外なんでしょ。

だんだん視界がぼやけてくる。


夏々「ぐすっ」


静かに音も立てずに私の頬を濡らしていく涙。


もう好きになんかなったりしない。


良介何か信じない。

私はキスをしている良介を睨んで保健室を後にした。