アイ・マイ上司とlove☆days



それに私はずっと傍にいたいって、切に思い直させられたから。



こんなに好きだと思える人は、輝以外に見つけられないよ・・・





「っ、もっ、だい、じょぶ…」


どれくらい経ったか分からないけど、顔を埋めていた胸から抜け出せば。



「ホントか?」


私の瞳に溜まった涙を、そっと指で掬いながら首を傾げている彼。



泣き腫らした残念すぎる顔に羞恥を覚えつつ、鼻をグズグズして頷けば。




「フッ…、いい子いい子」


「っこ、ども扱い、しないで…!」


大きな手がスッと伸びてくると、そのまま私の頭を撫で始めたけど。



不細工な顔を見られている恥ずかしさより、眼前の彼の表情に頬を膨らませた私。



これだと思いきり、幼稚園児をあやすのと同じでしょ――!?




「鈴ちゃんがコドモって…、んなワケ無いジャン。

こんなコト、コドモに出来ると思う…?」


そんな私の怒りモードなど華麗にスルーし、大きな手が服の中へと侵入してきて。



「ちょ…、や――!」


「“イヤよイヤよもスキのウチ”だしー」


「なっ、んっ…!」


クスクスと妖しく笑われたあとは、アマイキスで絆されてしまう・・・