アイ・マイ上司とlove☆days



輝から見れば私はコドモで、見た目どおりにマトモな恋愛経験もゼロに近い。




こんな事態はもちろん初めてで、一歩踏み出すのもやっぱり怖いけど…。




大好きだから、我慢なんて苦しい思いをしているのがイヤなの。




早く不安を取り払ってよ…、輝しかムリなんだから・・・







「…鈴ちゃん、怒ってる?」


「・・・怒ってない」


「俺…、何かした?」


「・・・・・」


例のごとく居残りとなった私は、2人きりでの残業をしているのだけど。




隣の椅子に座って様子を窺ってくる輝に、話を切り出せないでいる私…。