「足元にも及ばないって何?」


「え、えと。」



それは、聞かないでほしかったなぁ。



るーちゃんの顔を見ると、


まだ怒った様子だったけど


さっきよりは幾分機嫌は直ってた




「上目遣いで見て、誘ってんの?」

「さそ…っ!?……んっ…」



きっちりと、弁解したかったけど



あたしの唇はるーちゃんに奪われてて



いつもと違って


とっても激しかった。




「るーちゃん、人前!」


やっとこさ、離してもらったあたしは


真っ赤な顔でるーちゃんに怒る。



「いいじゃん、見せ付ければ」