後ろからるーちゃんの声が聞こえるけど、 ごめん!今は無視します!! あたしの顔、はやくどっかで冷やさないと!! 「桜!!!」 だんだん、声が近くなってくる。 追いかけてくれてるんだ…と、思うと 少し嬉しいけど、 今は恥ずかしさのほうが勝ってしまう 「え!?」 ふわり、となにかに包まれた ううん。わかってる。 あたしは今、るーちゃんの腕の中。 あたしの大好きな場所。