「お嬢さん♪」 ふと、後ろから声がする るーちゃんに他の男と話すな、と言われていたから あたしはその声を無視する。 すると、案の定腕をつかんできて 「一人?」 と、聞かれた。 しょうがなく振り向くと、 日本人だった。 「お、あんたも日本人?」 「……」 何も答えずただ、冷たい視線を送る “早く離して”と。