「桜?」 まだ少し赤い顔であたしを心配そうに見つめる 「なんでも、ないよ?行こっ」 るーちゃんの手を引き、ホテルの部屋を出る 「あ、桜待って」 「ふぇ?」 「これ、羽織っといてね」 渡されたのはるーちゃんの服。 今日るーちゃんが腰に巻いていた赤のチェック。 「なんで?」 「他の奴に見られたくないから!」 そう言ってくれた顔をみることはできなかったけど、きっと真っ赤だったんじゃないかな?