「るーちゃん。答えてよ」 「……ない…」 「はぁ?」 「なんでもねぇっつってんだろーが!!」 びくっと体が反応する。 バタン!!と勢いよくるーちゃんは部屋を出て、寝室に向かった。 「な…んで・・・」 なんでるーちゃんがそんなに怒ってるの? 桜、わからないよ。 一緒にいた金髪の美人な外人のお姉さんは誰だったの? 「―――っ」 あたしは、静かに部屋を出た。