俺たちは、その例の≪霧山亜希≫について昌と話していた。



「あの…、俺実は霧山の事知…「あれ…?コイツ―――…!!!」



「あっ…亜希…。」



昌が名前で呼んでた事に少し違和感を持ったが、今はスルー。


そこにいたのは、昨日の女…。



霧山…亜希。




―カツラ?


そいつの頭からは、すこし、茶色の髪が覗いていた。




やっぱりコイツは――・・・!!!



「ぅあ゛!!!」




起きた…なんだ…この目覚め?


めちゃビビってるよーな…。





「霧山、亜希だよな。」

とりあえず。




「んで知ってんだよ?」