5時まで15分前。


そろそろ家出ようかな。




「お母さん、結衣の家でパーティーしてくる」


「そう、遅くならないようにね」



「うん」



「行ってらっしゃい」


「行ってきます」



ブーツ履いて、よし。



結衣の家までは歩いて1分掛かるか掛からないか。



まあ、要するに近所ってこと。



ーピンポーンー


「はーい」



結衣が勢いよく出てきた。



「久し振り~一応ジュース持ってきた」



「ありがとーあがって」


「お邪魔しまーす」



「誰もいないけどね」



「あれ?圭祐君は?」



「圭祐、彼女の所」