ナツ色の恋～最強男が愛した伝説の女～

再びコンビニに戻って、染め粉を買った。



母の帰らぬうちに、髪を染めた。





殴った女の人は、学校の先輩だったらしくて、


次の日に、大人数で返り討ちにきた。




ざわついたクラスを無視して、

あたしは喧嘩を買った。




失うものなんて、何もない。




守るものない人間は、どうしてこんなにも凶暴になれるんだろう。


あなたに会ってから、あたしは初めてそう思ったよ。