ナツ色の恋~最強男が愛した伝説の女~




「ふんっ!知らないわよ、あたしがAngelなのよっ!」


「…てめぇ、まだいうつもりか」



殺気を込めて睨みつける直弥に、



「あたっ、あたしこそが、Satanの彼女にふさわしいのよっ!」



女の子は誰も予想していなかった答えを吐いた。




「「・・・・・・」」



・・・・・。




「「……はあ?」」




しばらくの静けさの後、みんなして思わず聞き返してしまった。




え、何コレ。


何この人。




「あたしはっ!ナツが誰よりも好きなの、だから、あたしがAngelなの」




「…はっ!お前がどんだけAngelの名を言いふらそうと、誰もお前なんか信じねぇよ」


「…どうかしら?」




不適に、女の子は笑った。






「みんな、あたしを信用するわ。…最後に勝つのは、あたし♪Angelよ」