身長伸びたんだね… 身体もたくましくなってる。 あの時のツバサの面影はまったくない。 でも、 ツバサは幸せなの? 「……っ!?」 ツバサが連れてきた人物に目を見開く。 「沙南さん…」 止まっていたあたしの時間。 必死に目を瞑ってきた過去。 それが、 今目の前に…。 「珠梨……」 今度は… 逃げれない――