屋上についたあたし達は訳もなく空を見てた。 空に流れる雲のように時間もただ流れちゃうのに、 あたしは何も進めてない。 ブーブーッ 着信:ユウ君 「も、もしもし?」 『沙南ちゃん!?急いで来てナツが……!!!!』 あたしの背筋が一瞬にして凍った この電話がいい知らせなのか悪い知らせなのかわからなかった。 「ツルヤ…!愛村が…!!」 ただ、あたしの足は病院へと向かう。 愛村!!