聖夜の約束

その後、あたしはなぜかずっと久美子さんとワインを飲んでいた。


いわゆるやけ酒ってやつです・・・。


パーティーも終わりかけた頃、長谷川が一人で近づいてきた。



その頃にはあたしは酔っ払い。


ふわふわした頭でカッコいい人が近づいてくるな~としか思わなかった。


「松下さん」


名前を呼ばれて小首を傾げると長谷川さんだった。


「長谷川・・・さん・・・」


「松下さんってきれいだったんだね?」



いきなりそんな事を言われても返す言葉に困るだけ。


「はぁ?」


なんてすっとんきょうな声を出してしまった。


「くすっ けっこうお酒飲んだの?」


「い、いえ そんな事ないです・・・・」


きっと顔が真っ赤になっているだろうなと思いながら困り果てた。



隣にいたはずの久美子さんを見ればいたはずなのにいなく・・・・。