聖夜の約束

「もうお腹いっぱい」


いつもよりもたくさん食べた夏姫はお腹を苦しそうに押さえた。



「思ったより食べるんだね?華奢だから意外だったよ」


「そうだよ~ ものすごく食べるんだから」


にっこり笑った夏姫は片付ける為に立ち上がった。



「レイくん、先にお風呂は入ってね」


食べる前にお風呂を焚いていた。



「あとでで良いよ ここはやっておくから夏姫さんが先に入ってよ」


夏姫の持っていたお皿を取り上げる。



「レイくんっ 良いよ ご飯の用意をしてくれたんだから先に入って」


こんな会話、おかしすぎると思っていても夏姫はなんだか楽しかった。



(まるで恋人同士みたいだ)



そう思った時、長谷川の顔が頭に浮かんだ。



(あたしが好きなのはレイくんじゃない 長谷川さんなのに)