・・こんな夜遅くに出歩くからだよ。




 不良といってもキョウスケと年令があまり変わらない子供。                                
 そんな子供の目の前で、友人が無残に殺されていく様は、凄惨を極めていただろう。                                 

「あははっ!もう二匹になってちゃったね?!ボクちゃん達はどう殺されたいかなぁ?!」                               

 セカンドのその言葉と共にシンドウとキョウスケが、残った二人の体をえぐった。                                  

「あははっ!・・・女の子くらい連れて歩きなよ」                         

 五人の不良少年が倒れるとセカンドは狂った笑い声を上げ、すぐにいつもの声色に戻った。