キミの心Ⅱ-いつまでもキミと一緒に-

「…。またくるわね」


声の高くない方が少し間を開けてそう言った。


「…はい…」


すでに裕里クンは怯えてる。


「さようなら♪」


「さよならー」


未来が面白そうにそう答えた。


「はぁー面白かった」


「ねっ!面白かった!」


あたしと勇斗が顔を上げた。


「なんなんだよお前ら!!心配したじゃんか」


「なんか関わんのめんどそうだったから」


「まじ疲れたよ。…お前らのせいで」


「あっゴメン」


「わりぃわりぃ」


あたしと勇斗は2人に謝った。